こんな映画見たら病むしかない

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乳がん発覚~転移告知~現在を時系列で読んでいただくと、心の動きや考え方、身体の状態についてよりご理解いただけると思います。(#^^#)

 

「サバイバルファミリー」だって。
くだらない笑えるコメディだと思ってたのに。

全くのコメディと思っていたのに。

観るんじゃなかった。

途中で何度も止めようと思ったけど、止めれなかった。
引き込まれたからじゃない。
ただ怖かったから。

 

映画には色々な見方がある。

理屈が通ってないと全否定する人がいる。
辻褄があってないと、それだけを判定して終わってしまう人もいる。

そういうタイプの人は絶対見ないほうがいい。それくらいめちゃくちゃな設定になっている。

でも、ツッコミどころ満載で常識的にあり得ない設定を一旦超えて、伝えたい主題を読み取り掴むのが映画を鑑賞するという事なんじゃないかと私は思う。
そういうタイプの人は観ればいいとお薦めする。

でも、もう一つ、
私の様に生きてきた人は絶対に観てはいけない映画だった。

これは私が一番欲しかったけど、絶対に無いものが描かれていた
だから見たらダメです。

 

 

コロナもあって、みんなが苦難の時だし、サバイバルのコメディでも観て笑おうと思った。
きっと、あり得なくてバカバカしくて笑えると思った。

 

ある日突然停電になった。
電気だけでなくガスも水道も、なぜだか電池まで使えない。すべての現代のライフラインが閉ざされたという設定だ。
冒頭にしてもうありえなーい!
最初はのんきに構えていた家族も徐々に生命の危機だと気づきだす。
都会にいては水すら手に入らず飢え死にするだろうと、鹿児島の祖父母の家を自転車で目指すことにした。
頼りない父と弱い母、自分の事しか考えない子供達。
もうどういう映画化わかるし結末はどうなるかもわかるような映画です。
そう、かるいコメディ。

 

でも、私は冒頭からすぐに怖くなった。
万が一にもこんなあり得ないとわかっている状況になったら、私はどうなるのかな。
ふとそんな風に思ってしまったから。

ただ一人ぼっちで、薬もなく骨転移の痛みに苦しみながら動くこともできないと思うと恐怖でしかなかった。
だから最後のハッピーエンドまで行かなくてはと、その思いだけだった。

ハッピーエンドで安心して眠りたかった。

 

 

でも途中からまた別の怖さが出た。
もし、友人ファミリーと合流でもできて、一緒に移動する事になっても、私の体じゃ足手まといにしかならない。
映画を見ながら、いつ「私はここに残るから」と言うか、そのタイミングをずっと探りながら見る事になった。

ただ息が詰まる思いで見続けるしかなかった。
ソレもできないコレもできない。
ただの足手まといの邪魔者でしかない。

早く消えなくちゃ

そればかり思って見てた。

 

 

そして、絶対行き着いてはいけない映画のエンディングについてしまった。

絶対に最後まで見たらダメってわかってたのに。

ダメダメ家族が苦難を乗り越えて絆を取り戻す映画。
それぞれが強く逞しく成長して、本当に大切なものを大事にしながら未来へ生きる物語。

家族再生の物語だと。

そんなものを見せつけられる事は分かってたのに。
辛いだけ
苦しいだけだとわかってたのに。

全てに諦めて生きてるのに、泣くしかない。

悔しくて。
私には何もない。

病むよ、こんな映画見るんじゃなかった。

こんな悪態つきながらお菓子食べて笑って見るコメディ映画で、自分が不安定になることが結果。
私はおかしいところがまだあるみたい。

 

 

わかってるんです。

ステージ4のガンで、一人暮らしで闘病してるから辛いんじゃない。
そんな人、今の時代は沢山いる。

 

私は自己肯定感がとても低い。

虐待だと知らずに大人になったけど、人と違う部分があるのはわかってる。

そんな育ちの人間も結構いる。
それを自分で克服して上手くやってみんな生きてる。

今、流行りでは毒親とか言うけど、そんなはやりの言葉とは無関係。
毒親なんて思ってない。
親を悪いと思えない。
いや、思ってる。
でも思えないんです。



本当は家族の話が怖くて仕方ない。

上手くやらなくちゃって思ってる。

私がそのうち死ぬ時、私はきっとあの二人に完膚なきまでに打ちのめされて、傷ついて傷ついて泣きながら死ぬんだと思っている。

絶望の底で死んでいくに違いない。
子供の頃、そう育ってきたから。
母と姉と私の3人は、お互いにいかに相手を傷つけて自分が上位に立つかだけで生きていた。

弱みを見せたら負ける。
怒りや悲しみを悟られると、鼻で笑われバカにされ、勝ち誇った顔で見下される環境だった。
何があっても平気なフリを演じて生きていた。

私は一番どん臭くて感情的で弱かった。
あの人達に勝てたためしはなく、いつも蔑まれ見下ろされてきた。

それでも殺さなかったのは、相手に「私に言われたことがそんなに辛かったの?そんなに感情的になるほどの事だったの?」と、バカにされるのが負けになるからだった。アンタが何をしようと、眼中にないし相手にしてないと思わせるのが勝ちだったから。

自分が死ななかったのは、死人に口無しで、死後にどんな風にみじめに言いふらされるかが嫌だっただけ。

 

私はガンだし、あの人達よりは早く死ぬ。

私はその時が来たら、弱って自己主張も反論もできず、あの人達の勝ち誇った目で見下ろされる中で、私は死ぬ。

またあの地獄に戻るのか。
最後に。

一生懸命に生きてきたのに。

 

私は煙のように消えたい。
。。



。。



 

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