たった一言


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乳がん発覚~転移告知~現在を時系列で読んでいただくと、心の動きや考え方、身体の状態についてよりご理解いただけると思います。(#^^#)

 

 

「抗がん剤で毛が抜けるんやったら、一緒にスキンヘッドにしたるわ。」

 

闘病ブログなどでよく見るご夫婦の会話。

旦那様や家族が一緒にバリカンで頭を丸めてくれたエピソード。

北斗晶さんもそうでしたね。

 

知っていた言葉だし、よく聞くエピソードなのに、実際に自分が言ってもらえると、こんなにも心に響くなんて思ってもなかった。

 

以前からこんな私を大切に思ってくれていた奇特な人がいるのですが、私はこんな状態だし、なかなか距離を縮めるには至ってなかったんですが、最近、私の実際の病状を話す機会がありました。

でも、会話をしていると、なんだか話が噛み合わない。
それで確認してみた。
「病気は治って長く生きると思ってます?」

 

今までに、ちゃんと説明していたつもりでした。

「乳がんで、すでに遠隔転移をしているからステージ4です。今は副作用の少ない薬でガンの進行を抑えているの。」

人って言葉で聞いても、なかなか本当の理解って難しかったりするんですね。

「それでも抗がん剤とかしたら治ると思ってた。」

 

ごめんね、そうではないの。今の医学では治るはないとされているの。

もちろん、色んなお薬を使って、1年、数ヶ月、と時間稼ぎをしているうちに、良い薬が出てきて治るかもしれない。

でも、今現在のところでは、完治する方法はない。

そして、いわゆる生存率や余命とされている中央値の話をした。

未来のある人に、未来を期待させてはいけないから。

 

 

自分ではガンになって転移して今に至っているので、当たり前に思っていた事。

周りに身近にいてくれる人たちも、一緒にプロセスを辿ってきてくれたから当たり前に分かっていると思っていた事。

でも、何の基礎知識もなく、今までのプロセスも何も知らず、元気な時しか見かけない状態だったら、言葉で説明されても実感がわかない事もあるんですね。

「そういえば聞いてたけど、そうなん?」

分かっているようで分かってない事ってある。

「そう言ってたやん?今のところ長くはないよ?」

今さらよ、って軽い気持ちで笑いながら言ってしまったけど、言葉が足らなかった。ビックリさせてしまった。

 

それでも理解してくれて、冒頭の言葉を言ってくれた。

またもやごめんね、そういう方法は取る気はないの。

 

 

でも、その言葉を聞いた時、なんだか辛くても頑張る人の気持ちがフッと分かった気がした。

 

後日親友にその話をした時やっと理解しました。

 

私は孤独がこんなにも怖かったんだ。

 

今は色んなグループや仲間がいてくれるけど、病気になってそれから外れることが極度に怖かった。

必死で離れないようにしてた。

だから脱毛で風貌が変わって今までと同じ付き合い方が出来なくなるのが怖かった。

 

 

風貌が変わってもみんな離れていかないし、友達であることには変わらないと思っている。

去っていくなんて思ってない。

でも、今までと同じじゃなくなる事がこんなに怖かったなんて気付かなかった。

もしかしたら参加できない事で心の距離が離れてしまうかも知れないって不安が常にあるんだ。

 

それが、一緒に受け止めてくれるという言葉ひとつで。

その恐怖が乗り越えられるなんて。

あ!

抗がん剤をするという結論ではないです!

それを選択する人の強さの根源を知ったと言うだけですが。

 

そうやって、一緒に受け止めて一緒に感じてくれる人がいるだけで、どれだけ環境が変わっていくかも知れないし失うものが沢山あるかも知れないのに、挑戦する気持ちになれるんですね。

 

「本当の意味で孤独じゃないから」

 

沢山の仲間や友達たちが私にはいます。心から支えになってくれている人達がいます。

「孤独な私」を支えてくれている仲間たち。

 

今更ながらに、一緒に歩んでくれる家族やパートナーがいる人が羨ましくなった。

 

 

 

 

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