(経緯23) 毒の言葉、救いの言葉 (がん患者の気持ちと接し方)

 

<激しくとがったビル>

 

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乳がん発覚~転移告知~現在を時系列で読んでいただくと、心の動きや考え方、身体の状態についてよりご理解いただけると思います。(#^^#)

 

転移してからしばらくして、

作家を目指している友人から新作が届きました。

 

会社帰りのラッシュ時に、立って電車に乗るのはつらいので、各駅停車を使っていました。
乗り換えもして、ざっと1時間半。
その日は電車に乗ってすぐにその新作を読み始めました。

 

息が詰まる思いで、読み進めていると、
泣くつもりはなかったんですが、涙が紙の上にダイレクトに落ちる。
タオルで涙をふきながら、周りに泣いてるのがバレないように隠しながら読み進めました。

でも、すぐに限界が来た。(>_<)

気づくと、ヒック、ヒック、しゃくりあげている。

そのうち、「ウゥ、ううぅぅぅ~」

 

いやあ周りは怖かったと思います。
σ(^_^;) ゴメン

 

降りる駅に着いたけど、読むのを止めることは出来ず、そのままホームのベンチに座って読み続けました。

その時にはもう、

「ううぅぅぅぅ~~!」

「ヒィィッ~~ク」

ひきつけのような嗚咽。(ToT)

 

読み終わり、泣きはらした顔でベンチでぼーっとしていると、普段はホームにいない駅員さんが、おずおずとやってきた。

「大丈夫ですか?」

「はい。ごめんなさい。怪しくて。」

(>_<) ホントモウシワケナイ~
きっと、誰かから駅員室に連絡が行って、もしかしたら、電車に飛び込むんじゃないかって思われたかもしれません。本当にご迷惑をおかけしました。

 

 

それ以前のこと、母から電話がありました。

ニュースで見た雑談から、医療に携わる人はすごい。福祉や介護をしてくれる人は本当にありがたいから給与ももっと手厚くて当然なのに。

そんなお話をしました。

それが、なぜか、

「体も弱って毎日しんどいだけになる。
周りに迷惑かけるだけで誰の役にも立てない。
社会に何の貢献もしてないのに保険や福祉で他人様の税金ばっかり使う。
そんなんで生きてたらあかんと思う」

 

「誰のこと言ってるの?」聞き直した。

 

「自分のこと。介護をしてもらうと考えると申し訳なくて生きてたらダメだと思う。」

そう言われた。

もちろん悪気も悪意もない。
ただ自分にかまって欲しいだけだ。

 

でも自分で転移が分かった時からずっと思ってる。生きてるだけで迷惑な事ぐらい自分で一番理解している。

直接その言葉を聞くと、迷惑をかけるくらいなら早く死ねと言われている気になった。

もちろん母にはそんな考えは毛頭ない。

 

怒れればよかったと思う。

でも子供の頃からこういう傷つき方をしてきた。

そして傷つくと、ひねくれていると言われ続けた。

 

その後も電話があった。

カドサイラの副作用がしんどい時は熱が出たり軽い吐き気が一日中続くときもあった。一番キツイのはめまいがひどい時だった。

さすがに市内の朝のラッシュは危険すぎて会社を休む日もあった。

それでも元気な時、週末に出かけたりしたかった。

まだやりたい事もたくさんあるから。

母に厳しく非難された。

「仕事も休んだりしているのに、そんなに遊んでどういうつもり?」

正論だと思います。会社に迷惑をかけていながら週末に出かけるのはダメだとわかってる。でも、何年生きれるかわからない。
会社と病院の往復だけで死んでいくのはイヤ。

ワガママで勝手と思う。

「みんな遊びたいけどそんな勝手な事は誰も通用しない。」と母は言う。

 

「ワガママで勝手と分かっているけど、少しのワガママは身内には理解して欲しい。」
「会社にはなるべく迷惑をかけないように、休める様に仕事も整理している。
最低限、急に休んでも困らないようにはしている。」

「職場と病院の往復だけで、後は家で一人で寝てるだけなんて嫌なの」

そう言っても平行線でした。

 

母はガンのステージ4という状態を全く理解もしていなかったし、わかろうともしてくれていなかった。

「本もネットも嘘ばっかりっていうし、余計なこと知っても迷うだけ。
嫌なことしか書いてない。だから一切見ない。」そう言ってました。

今までの病院や検査結果、がん支援センターなどの相談窓口へも一人で行ってました。使っている薬の事も報告したけれど、全く覚えてもいないし判ってもいない。

 

全部一人で調べて一人でやってきた。都度聞いてくれたり相談に乗ってくれたのは友人達。

私は自分の今の状態を知って欲しかった。将来的にどうなる可能性があるのか、良い情報も悪い情報も。

病気に対する認識があまりに違うと、意思の疎通も相談もできない。治療方針も話せないと思ったからです。手術一つを取っても家族の同意、家族のサインを求められる事が多いですから。

親としては辛い話だし受け入れ難いだろうと感じてました。だからゆっくりと丁寧に優しい言葉を選んで説明を始めた。

 

でもしばらくして母は私の話を遮った。

 

「アンタは私を脅してるのか!」

怒鳴られた。

 

 

 

 

つづきます。。。

長過ぎて表示エラーが出るらしく、二つに分けました。
σ(^_^;) ゴメンナサイ

 

 

(経緯24) 毒の言葉、救いの言葉 その2

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