(経緯24) 毒の言葉、救いの言葉 その2 (がん患者の気持ちと接し方)

 

初めてお越しいただいた方は、まずこちらをお読みください。
ご挨拶とご注意 → はじめてのお散歩

最初のブログ→経緯2乳がん発覚のとき
乳がん発覚~転移告知~現在を時系列で読んでいただくと、心の動きや考え方、身体の状態についてよりご理解いただけると思います。(#^^#)

 

前回からの続きです。

 

 

「アンタは私を脅してるのか!」

怒鳴られた。

 

がんになって転移をした。それ自体で激しい落ち込みは少なかった。

でも身近な人からの言葉や態度。
これで何度も体調を崩したり精神的に不安定になった。

それでも理解して欲しかったし、解って欲しかったんだと思います。
どうしてこの期に及んで、まだ期待しているのか。
そんな自分が情けなくて嫌だった。

 

 

私にとっての救いは友人たち。

 

「周りに迷惑かけずに社会貢献している人間の方が少ない。
そんなやつ、直接、知らんぞ。

生きてたらあかんやつってのは、生きててほしいと思う人が一人もおらず、死んでくれって思うやつのが多いやつだけ。

そう簡単にネタ元死なせてたまるかいな。

かというて自分の養子になるか?とはよう言わん。よう養われへん。」

さすが作家の卵。
この重いネタに対して着眼点が斬新。(^^;)
ネタは任せろ、印税は8:2な!

いつも心を軽くしてくれる。

 

 

結婚して遠方に住んでいる彼女は、転移の報告をしたあと、温泉旅行を計画してくれました。

久しぶりに会って爆笑しまくってきた!

もう、直球ストレートで超毒舌。見た目はアイドル並みに可愛いのに言葉遣いが悪すぎる。どんな事も絶妙な笑いに持っていく。さすが元コピーライターで、現作家の卵。

 

私に「末期がん詐欺師」と命名したのは彼女です。
樹木希林さんよりも、もっとまえの事です。

温泉旅行が楽しすぎて、また行こう!すぐ行こう!絶対行こう!

「行っとかんと私が死んだ時後悔するでー!病気を盾に脅してやる〜!」と冗談で言った私。

 

彼女の返事は、

「ほんで、ヨボヨボになった頃、旅先で私があんたに聞くんやろ?

ほんでお前、いつ死ぬんや?」

 

そこで命名されたのが末期がん詐欺。
簡単にコイツは死なんと心底思ってるようです。

 

 

爆笑だらけだった温泉旅行。

その後に届いた新作はどんなコメディかと思った。

楽しかった温泉旅行がそのまま書いてあった。
でも同時に、毒舌で爆笑していた彼女の本音が書いてあった。

登場人物が強く言ってた。
「我慢しなくていい。あなたが気を遣えば遣うほど悲しくなる」

「あんたは孤独じゃない。そんなに私たちは危ういのか」

「生きることを恐れるな。一緒に生きよう」

 

笑ってたのに。
爆笑して冗談しか言ってなかった裏で彼女が感じていた事。
本当に伝えたかった事。

どれだけ考えて、この小説を書いたのだろう。

ここまで本気で私に向き合ってくれている。

気持ちは伝わった。

私自身はもう一度自分の生き方を考え直さないと行けないと実感した。
今の自分に対する価値を考えた。
自己評価が低い。あまり自覚もなかった。

それを考えさすために彼女はワザワザ短編小説を書いて私に送ってくれた。

こんな幸せなことってあるだろうか。それは私の宝物になった。

 

こういう親友達がいて、自分の生き方、大切にして来たもの、それが全肯定できた。
実際に治療方針は変わらなかった。
「でも未来が怖い。老後が怖いから」ではなくなった。
私は自分の幸せのために治療法を選べるようになった。

大切な人たちと過ごしたい。

それが長く続くようにがんばる。

それが私にとってのしあわせ。

生きる目的だと思う。

 

作家の卵、最高の気持ちの伝え方をしてくれた。
やっぱりこいつは只者では無い。

最強の理解者を得て私はどんどん強くなる。
d(ー_ー)  yes!! アンタヲシンジル

 

彼女の書いたデビュー作出版記念には私がスピーチする。
それまで生きたい!

 

 

私の人生にとってのガンとは何なんだろう。

 

 

★コメント欄を開いてみました。
ブログ初心者なもので、対応などご不快な思いをさせてしまうやもしれないと、ビビっております。ブログマナーや設定などまだまだ不備だらけですが、どうぞ暖かく見守っていただけるとありがたいです。アドバイスなどご指導いただければ幸いです。

(経緯23) 毒の言葉、救いの言葉

よろしければお願いいたします


人気ブログランキング

にほんブログ村 病気ブログ 乳がん ステージ3・4へ
にほんブログ村

読んでいただきありがとうございます

コメントを残す