初めてお越しいただいた方は、まずこちらをお読みください。
ご挨拶とご注意 → はじめてのお散歩
最初のブログ→経緯2乳がん発覚のとき
乳がん発覚~転移告知~現在を時系列で読んでいただくと、心の動きや考え方、身体の状態についてよりご理解いただけると思います。(#^^#)
よろしければ、こちらからお読みください。
→ (経緯17) 転職と転移1
転移かもしれないと言われて考えたのは、命の事ではなかった。
いや、転移をしていれば余命がどうなんだとか、生きれるのかって事も考えました。
でもそれ以上に仕事のこと、生きる手段が一番の心配事だったんです。
それまでの治療でも治療費はかなりかかっていたし、これからも何年も薬代や検査代がかかると思っていたので、生きるための仕事を安定させたかった。
やっとのことで転職活動を開始し、将来が楽しみになる会社に就職も決まった。
乳がんで停滞してものがやっと動き出した矢先に、なに?
とにかく検査結果次第だ。
転移していなければ問題はない。
今の会社へ退職の話はそのあと。
転移していれば転職は出来ない。
今の会社ならある程度の融通は利くだろうし、仕事上の評価も貰っているから自分の体調の限り続けれるかもしれない。
新しいところに行ったらさすがに休みにくいし無理をしてしまう。
転職は断念するしかない。
結果がでるまでは粛々と日々を過ごそう。
そう思いながらも、転職して始まる新しい生活を疑っていなかったと思う。
PET検査とは
がん細胞は正常細胞に比べて3~8倍のブドウ糖を取り込みます。
そこで類似ブドウ糖(FDG)を注射し体内に入れます。これは放射性物質を含んでいます。
しばらくするとがんにそのブドウ糖が集まりますので、そこに集まった放射性物質を映しとるということです。
PET検査も万能ではなくメリットとデメリットがあります。消化器系や早期では発見しづらい反面、全身に散らばったガンを見つけるには有効なので、必要な時に行う事になりますね。
PET検査の流れ
前日夜は絶食で、水のみ可
↓
当日は医師の診察、FDGの注射
↓
1時間安静
↓
PET検査(約30分ほど)
↓
再度安静(30分ほど)
私の場合、
クリニックにも提携の市立病院にもPET検査をする設備はないので、他の大きな病院へ行きました。
性格なのかなぁ、どんな時でもいい気分になれる時は楽しむの!\(^o^)/
なんじゃここ (*_*;
ホテル? (@_@;)
すごーく広い敷地にすごーく綺麗な建物。
受付を済ませて、検査着にお着換えをしました。
お医者さんの問診を経てFDG(類似ブドウ糖)の注射をします。
そして個室に通されました。
そこで1時間の安静タイムです。
ネットカフェよりはるかに広く、すごく高級そうな足までしっかり伸ばせるリクライニングが置いてありました。
サイドテーブルに花が飾ってあって、ほんのりアロマの香りがする。(#^^#)
ゆる〜く優しい音楽が流れている。(^^♪
照明の落とした白熱色の間接照明。
ホンマ、ここどこやねーん!
高級ホテルのスパ?
リラクゼーションルーム?
そこでしっかりと休みPET検査に進みました。約30分くらいで終わり、
またもや安静タイム30分。
あぁ、リラックス。
なにしに来たか忘れちゃうよ~(#^^#)
今は結果の事は気にしない!
どうせ今結果がわかる訳じゃないんだから。
これで結果が大丈夫だったら悩むのは意味ない事だ!
と、自分で自分を勇気づけて。
きっと大丈夫。
「あの時は焦ったよね~」って
笑うんだろうと思っていた。
よろしければお願いいたします